SANDERS/MILITARY DERBY BOOTS ②普段のケア
前回購入について書いた。
今回はその後のケアについて。
シューレース
ブーツを履く際にめんどくさいのが着脱。
脱ぐ際にいちいち紐を緩めなければいけない。
基本的に着脱頻度が低い外国であれば良いのかもしれないが、ここ日本では屋内で着脱の機会が発生する。
その度に緩めて、締めてを繰り返したら面倒この上ない。
そこで、シューレースをゴム紐に変更した。
上記のもの。
ブーツ好きの諸兄から言わせると、何してんだコラぁ!と言いたいことと思うが、着脱が非常に早くなったため個人的にはOK。
ただ下地のゴムの色がうっすら見えるのが気になるため、他のシューレースも調査中。
シューキーパー
履きしわを伸ばし、形状を維持するためにシューキーパーは必須。
当初は無印のシューキーパーを使用していたが、足首部が変に伸びていることに気づいた。
そこでブーツ用のシューキーパーを探し、ミレニアムのシューツリーを購入。
上記であれば、足首まで高さがあるため変なテンションがかからない。
また、アロマティックシダーの香りもよく、脱臭効果も期待できる。
なんだかんだ汗かくし。
手入れ方法
緊急事態宣言中ということもあり、GWにケアを実施。
SANDERSのポリッシュドレザーは堅牢ではあるが、樹脂加工ゆえにヒビ割れを防ぐ必要がある。
そのため、最低限のケアは必要と考えている。
汚れ落としおよび保湿(樹脂加工にこの言い方が正しいのかはわからないが)には上記を使用。
ブラッシング後、布で薄く塗り、その後乾拭き、最後に防水スプレーを吹きかける。
艶が戻り、いい感じになった。
まとめ
MILITARY DERBY BOOTSはどんなスタイルにも合わせることができ、雨にも強い、日常履きには非常に優秀。
末長く付き合っていくためにも、ケアを通して変化を見つけていければと思う。
SANDERS/MILITARY DERBY BOOTS ①購入時
今まではジーンズ中心に記事を書いてきた。
その他の愛用品についても綴っていこう。
今回は現在愛用しているブーツについて。
昨年からSANDERSのMILITARY DERBY BOOTSを履いている。
経緯
今までもいくつかブーツは所持していたが、いずれも短期間のうちに手放してしまっていた。
デザインが過度すぎたり、皮が硬く足首が痛くなってしまったり、サイズが合わなかったり…と、定着するものをなかなか手に入れることができないでいた。
そこで昨年、長く使えるブーツを、と一大発起し、いざブーツ探しの旅へ。
SANDERSについて
Sanders & Sanders Ltd.は1873年にウィリアム・サンダースとトーマス・サンダースの兄弟によってラシュデンに設立された約135年の歴史を持つ、靴の聖地ノーサンプトン最後の実力メーカーです。
〜中略〜
特にSanders Uniform Footwear Collectionは世界中の多くの警察、Military、およびSecurity用のシューズとして採用されているコレクションとして有名です。また、イギリス国防総省(MOD)向けに供給されるレザーシューズ(UK製)のほとんどがSanders製で(非常に大きな利権です)ファクトリーの約50%をその製造ラインとして割当てられています。その為、自社コレクションは他のノーザンプトンのメーカーと同様のグットイヤーウエルト製法と天然素材を使用しても製造コストが抑えられコストパフォーマンスに優れた伝統的なMade in EnglandのShoesを製造できるのがSanders最大の魅力です。
上記、HPより引用。
詳細は自分の半端な知識よりGoogle先生へ確認をお願いしたい。
自分が興味を惹かれたのは、伝統的な英国製の靴造りを行っているところ。
特に製造国が云々を語るつもりはないが、気分が上がる仕様であることは確かである。
あと、ポリッシュドレザーやグッドイヤーウェルト製法、コマンドソールといった質実剛健な上に上品さや履きやすさが合わさった製品であること。
やはり気にせずどんな状況でもガシガシ履けることは重要なところ。
MILITARY DERBY BOOTSについて
SANDERSのオリジナルラインとして有名なのがMilitary collection。
古いミリタリーシューズのラストから生み出された無骨なシルエットが特徴。
特にトゥーに3本のステッチが入ったMilitary derbyは様々な服装に合わせることができ、汎用性がある。
調べたところ、コレクションの中にブーツもあることを知った。
個人的にブーツはドレスカジュアル〜カジュアルでの着用を想定している。
両方に気兼ねなく合わせることができるのは魅力的と思い、購入に至る。
購入
取り扱いショップにて購入。
さすがに何度も失敗していることから、試着なしでの購入は怖い。
コスパが良いといえどそれなりの金額はするし。
自分は普段、26cmのスニーカーを履いており、NIKE等の幅狭なものや、All star等の大きめに履きたいものでは0.5cmアップする。
そんな自分で6 1/2がジャスト。
第一印象
初めて履いて驚いた点はクッション性。
柔らかく、かつ弾力感があり、歩いていて疲労感が軽減される。
服装はジーンズには勿論、スラックスにも難なく合わせることができる。
ただ、薄手のソックスを履いた際、足首が擦れて痛くなった。
自分特有かもしれないが、それからは厚手のソックスを履くようにしている。
今後の方針
基本的に履くのは秋の中旬〜春の初旬にかけてかと思う。
昨今の春は暑すぎ、ブーツには向かない。
その間には自分の痕跡を刻んでいきたいと思う。
なんか気持ち悪い後書きになったが、今回はここまで。
次回はケアや保管について書いていきたい。
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SOMET/Writer’s ‘08 Jeans ①購入時
A.P.CのPetit New Standardの履き込みを完了とし、現在は再び濃色のインディゴジーンズに足を通している。
今回はそのジーンズ について。
タイトルの通り、SOMETのジーンズ を購入した。
経緯
実際に購入したのは1年半ほど前。
Petit New Standardの色落ちが進み、キッチリとしたジャケットとか暖色系とか、合わせづらい服が出てきた。
そもそもインディゴジーンズにきっちりとした服を合わせるな、という見解は置いておいて、やはり濃色はあると便利なのである。
ということで再び、ジーンズ探しの旅へ。
SOMETについて
『日本発世界基準のデニムづくり』が目標。1999秋冬からMilanoのショールームにてブランド展開を開始。素材・縫製ともに世界に誇る日本製品の良さを発信することを大事に考え、長く愛されるモノづくりを目指しています。
名前の由来は「染め」らしく、こだわりの深い、国産のジーンズブランドである。
SOMET自体は昔から知っていて、何度か購入を検討したこともあったが、当時はそのシルエットが似合わないのでは、との考えから見送った経緯があった。
しかしながら、今の気分であればベストと考え、再考することとなった。
所謂レプリカ系や職人系等のジーンズブランドのような、無骨さや男らしさもそこまでではなく、クリーンな合わせ方が期待できる。
値段も手が届く範囲。
その点ではA.P.Cとも似ていて、経年変化含め比較をするのも面白いのでは、と思った。
Writer’s ‘08 Jeansについて
詳細は下記参照。
Writer's '08 Jeans - Indigo - | somet
腰回りや腿周りがゆったりしており、膝から下は絞りが効いている。
テーパードというよりはサルエルと言った方がいいかもしれない。
検索すると、SOMETのレポートは下記のSlim Jeansが多い。
ただ、少し股上が浅すぎる印象がある。
それよりは、Writer’s ‘08 Jeansをジャストに履く方が今の気分のような気がして、購入に至る。
購入
オンラインサイトで購入した。
できればショールームで試着したかったが、ドアの前まで行ったものの、入り方がわからなかった、また入る勇気が出なかったのはここだけの話。
単純に自分がチキンなだけである。
サイズは最小の26インチ。
27インチと迷ったが、26インチでもウエストが少し余るため、結果としてこれで正解だった。
第一印象
Petit New Standardと比べ、やはり腰回りや腿周りに余裕がある。
膝下からは同様にタイト。
リジッドで履くと膝の曲げ伸ばしがきつい。
シルエットは単純に比較できるものではないけど、いいシルエットだと思う。
Petit New Standardよりも体型への補正効果が高い感じ。
今後の方針
昨年の9月から履き込みを始め、現在7ヶ月目。
夏になるまではリジッドのまま履き、ジーンズを履くことに耐えられない暑さになったら洗いをかけたいと思う。
その後は秋まで寝かせ、もう1年は同様のペースを維持する予定。
すでに少しずつ、アタリが入り始めている。
洗濯がシルエットやアタリにどのような影響が出るか、乞うご期待、といったところだ。
A.P.C/Petit new standard ③最終形
また4ヶ月ぶり。
自分のブログ熱は4ヶ月サイクルなのだろうか。
とにかく、書き込みの結果を書いていこう。
10回目洗濯(3年10ヶ月経過)
前回からはそこまで大きな変化はないかな。
少し色落ちが進み、淡いブルーになったかな、という程度。
ちょうど夏の履かなくなるタイミングで、濃淡もいい感じになったし、違うジーンズも履き込みたいし、ということで洗濯、完了とした。
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以下は4年弱履き込んでみての感想。
履き込みについて
リジッド〜ファーストウォッシュまでは週末のみ半年間履いていたが、もう少し時間をかけても良かったかな、というのが正直なところ。
そうすればさらにくっきりとしたコントラストになったかもしれない。
その後は仕事以外ではほぼ履いていたが、そこそこ気を使いつつ見栄えのする色落ちになったのだから、やはりいいジーンズなのだろう。
自分のの体型に合うのはもちろん、ライフスタイルを映し出しているのはおもしろいところ。
自転車によく乗っていたことで、バックにサドルの形がくっきりと浮き上がったり、右バックポケットにカードケースの跡がついたり。
まさに自分だけのジーンズだ。
合わせる服について
これまではジーンズ以外にも、カーゴやチノなんかも履いていたわけだが、履き込み中はジーンズ1本になる。
すると、自ずとジーンズに合うトップスやシューズが集まってくる。
服選びは非常に楽になった。
要は「デニムに合うか」で決まる。
また、パンツに悩まされない分、毎日のコーディネートの悩みが1つ減る、これまた楽。
Petit new standardについて
リジッドから履いたが、事前に聞いていた「膝が曲がらねえ!きっちいぜぇー!」みたいな感じはなかった。
たぶんサイズ選びをジャストにしたからだと思う。
「どうせ伸びるからタイトなサイズ、ジャストから1〜2インチ下を選べ」というご意見も聞くが、個人的には店員さんオススメのジャストで良かったと思っている。
膝下からテーパードしたシルエットはまさに美しいの一言。
色落ちも荒々しい粗野な感じはなく、さらっと上品とした感じ。
織りが細かいのかな、詳しくは良くわからないが、とにかくヨシ!
履き込みという行為
思ったより経年変化はおもしろかった。
まさに4年弱を一緒に過ごし、酸いも甘いも共有してきた相棒となってくれた。
今はまた別のジーンズを履き込んでいる。
Petit new standardはひっそりと、カラーボックスに仕舞われている。
今のジーンズもリジッドのまま履いているので、洗濯の際は引っ張り出してこいつを履きたい。
当時の思い出を噛みしめるように。
おセンティな気分になったが、重要なのは履き込みにハマっていることだ。
次の記事では今の相棒を紹介したいと思う。
A.P.C/Petit new standard ②履き込みの経過
①で購入について書いた。
今回はそれからの記録。
百聞は一見に如かず、まずはその経過を見ていただこう。
1回目洗濯(6ヶ月経過)
すでにヒゲがうっすら出ている。
ただまだまだリジッド感は強い。
2回目洗濯(1年4ヶ月経過)
ヒゲとハチノスが目立ってきた。
関係ないけど床の白飛びがすごい。
3回目洗濯(2年1ヶ月後)
ここで色落ちがだいぶ進んだ。
特に臀部のチャリのサドル跡とカードケース跡。
4回目洗濯(2年8ヶ月後)
本来は来月洗濯して収納する予定だったけど、何かこぼしたんだったかな?
予定外の洗濯。
色落ちがよりくっきりした。
股の部分に穴が開く寸前だった思い出。
5回目洗濯(2年9ヶ月後)
さすがに1ヶ月では大きな変化なし。
汗はかいたので、夏場にしまう前に洗濯。
6回目洗濯(2年11ヶ月後)
秋が来て意気揚々と履き始めたのも束の間、また汚して洗濯。
気負わない日常着という認識になってきている。
ちなみにiPhoneを機種変したため、写真がより鮮明になった。
7回目洗濯(3年後)
左ふくらはぎ部に穴が開いた。
自転車のペダルにぶつけたため。
また、股部はとっくに穴が開いていた。
リペアに出す前に念のため洗濯。
カメラのせいもあるかもしれないけど、より色落ちがはっきりしてきている。
8回目洗濯(3年3ヶ月後)
リペアを施して、定期洗濯。
9回目洗濯(3年5ヶ月後)
なんかよく覚えてないが洗濯。
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以下は履き込みに関する諸々の補足。
着用頻度
1ウォッシュまでは週2回。
それからはは平日は家で、休日は1日履いていた。
夏場、7月〜9月中旬は履いていない。
1ウォッシュまでの履き込みはちょっと少なかったかな。
あとはまあまあ履いている。
洗濯方法
某お洒落着用洗剤で洗濯機洗い。
1ウォッシュ時は洗濯前にお湯でつけ置きして糊を落とした。
特に気にかけたこともなし、裏返して洗っているくらい。
次回は最終形と所感を述べる。
4ヶ月開かないうちに書こう。
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A.P.C/Petit new standard ①購入時
自分の体格やスタイルに合ったウォッシュドジーンズが欲しい、そう思い立ったのが4年前。
それから購入、夏場以外はそれなりの頻度で履いてきた。
せっかくなのでブログに残しておこうと思う。
だいぶおぼろげだけど、まずは購入時について。
購入背景
4年前のジーンズのワードローブはシューカットやブーツカットばかり。
STABILIZERの0-04とかよく履いてた。
5〜6年ほど、週2くらいで履いたのが下写真。
蛍光洗剤を使わない、くらいのルールで特にタイミングも考えず、履いていたと思う。
その頃に履くことのギャップを感じ始めた。
のっぺりした色落ちによる合わせ辛さだったり、裾を引き摺る行為への背徳感だったり。。。
というわけで、買うならスリムストレート、と決めていざ、デニム探しの旅へ。
調査、選定
検索するといくつか代表格が出てくるが、中でもA.P.Cのデニムに惹かれた。
- 価格
昨今値上がりしているというが、まだちょうどいいと言える範囲。
さすがに3万円以上のジーンズは気を使う。
- ディティール
シンプルで余計なものがついていない。
飽きが来ず、長く履ける。
- 色落ち
調べると色落ちが早いらしい。
自分がちゃんとジーンズを履き込んだ経験が無いため判断基準が無いが、表情の変化を楽しみやすい。
モデルはPetit New Standardに決めた。
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自分は学生時代のサッカー経験の影響で、下半身がわりとがっしり目。
そんな中、Petit New Standardは膝上まではストレート、膝下からテーパードがかかっているという。
スキニージーンズも2〜3本持ってたんだけど、どうしても太ももが目立ってしまう。
なのであまり履かなくなってしまった。
そんな自分の体格にも合うのでは、と考えた。
購入
というわけで意気揚々、A.P.Cへ。
購入したのは代官山店だったかな。
何種類かのサイズを試着したが、店員さんの勧めもあり28インチを購入。
27インチだとウエストがきついし、脚のラインが出すぎてしまう気がした。
デニムは履いているうちに伸びると言うが、元々脚が太い体型のカバーのためにPetit New Standardを選んだのだから多少ゆとりがあってもまあいいか、といった感じ。
裾上げも選択による縮みを考慮し、購入時に行った。
最初はクッションが入るくらいだったかな。
ステッチはシングル。
A.P.Cの雰囲気にはやはりシングルステッチだな、と感じる。
どことなく上品な感じね。
そうして1週間くらいで受け取り、履き始め。
上記が履いて1日経ったもの。
試着時も思ったが、思ったより違和感なく履けた。
これがA.P.Cのデニムはシルエットが良いと言われる所以かもしれない。
履き込み記録は次回。
とりあえず、やってみよう
はじめまして。
マツと申します。
あまり好きなことをアウトプットする機会がなくて、自分の考えとかその時の感覚を発信できればと思い、始めてみました。
基本は服中心に、他の趣味に関しても綴っていけたらと思います。
これ書くまでにも時間かかりましたが、どうぞよろしく。